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新しいJRA

実際にデータを打ち込んでみると、6頭が打ち出され(1、3、4、6、7、8番)、「候補多く見送り」となったとします。8頭立ての6頭ではZとはいえませんが、候補にあがった馬の中に軸馬がいるのは確かです。
候補馬について、成績チェックをすれば、軸馬を絞り込むことはできます。前走までに同条件で2着しているのは、Gただ1頭です。
通常は唯一というところに注目しなければなりません。そこでGの賞金値をみると、平均値よりずっと下のグループです。

古馬なら順番がきたとも考えられますが、これは4歳のレースです。ここをステップに上がっていく馬としては不十分です。
そこで、Gの成績と同じ、同条件3着に入ったことのある馬に注目すると、他にはSしかいません。Sは、このレースと同じダート1800Mの新馬戦を勝っています。
それから2週後に、オープン特別の「ジュニアカップ」(芝2000MGで5着、4週後に、500万下で3着という成績です。この時期の4歳は、1勝馬でオープンレースに出走するというのはよくあることです。
古馬と違って特別な事情があっての格上挑戦というわけではありません。したがって、オープン特別出走を特別視する必要はまったくないのですが、そういったレースで入着して稼いできた賞金だということは、考慮しなければなりません。
未勝利戦よりも新馬戦、平場戦より特別戦のほうが、賞金が高いというのが、番組設定であるということを忘れてはならないのです。同じ3着グループで、賞金値が平均値以下というこの2頭を比較するならば、賞金値が上のSのほうが軸馬にふさわしいといえます。
賞金値が平均値より下のグループから軸馬が選ばれた場合は、相手探しは文句なく上のグループからということになりますが、ここは8頭立てで該当する馬は4頭。効率のいい馬券を望むなら、もうひと絞りしなければならないでしょう。

こういうケースでは、基本的に各グループの筆頭を選びます。賞金値、成績などで最も上の馬を選ぶのです。
ここでは、賞金値が平均値より上回っているグループに3頭、平均値よりわずかだけ上回っているグループに1頭がいます。しかし、ここではほとんど差がなく、やはり流し馬券が賢明な方法といえるでしょう。
レースによって、メンバーによって、このグループの頭数割りは異なってきますが、考え方は一緒、それぞれの馬の成績、ローテーションを調べていけばいいし、1頭しかいないグループからは当然その1頭が選ばれます。「Zソフト」では、賞金値上位馬Aランク及びBランクのみを選定の対象にします。
しかし、軸馬は必ずしも賞金値上位馬の中にいるとは限りません。したがって、AランクとBランクに候補がいない場合は、賞金値下位馬(Cランク)について十分に成績チェックをすることが大切です。
レースによっては、前走までに同条件で2着したことのある馬が複数いる場合もあります。そういった例をやってみましょう。
ここでは分かりやすく、該当する馬が2頭だった例をあげますが、これは、何頭いても作業は同じです。ただ、前走までに2着した馬がメンバーの3分のー以上もいるような場合は、むしろ別の見方をするべきで、他の唯一に注目したほうがいいでしょう。
賞金値が平均値よりずっと上であるのがAです。平均値より少し上のグループは、M、J、G、G、Mの5頭。
平均値より少し下というのが、H、M、残りの6頭はその下のグループということになります。前走までに同じ条件で2着の成績を残しているのは、VとAです。
この2頭の比較ですが、一方は賞金値において断トツの1位であり、もう一方は平均値より下のグループです。これだけでも十分にAが軸だといえるのですが、もう少し突っ込んだ見方をすれば、Aは新馬戦を勝ち上がってきたグループであり、Vは未勝利戦を勝ち上がってきたグループであるという分類ができます。
新馬戦を勝ったという戦歴があれば、それだけで、軸馬の資格が得られるというわけではありませんが、こういった比較の場面ではプラスのポイントとなります。さらに、このレースのコースに注目しましょう。

Vはこのレースと同じダートの1200Mで2着しており、Aはダートの1600Mで2着に入っているので、Vの方に分があるようにみえます。しかし、Aが勝ち上がった新馬戦がダートの1200m。
ヴアンダムの2着時のタイムより0秒5速い時計も出しています。つまり、この距離、コースに対する適性は証明済みだということです。
賞金値で断トツであるAとは別のグループというと、軸馬資格で競り合ったヴアンダムシチ1以外の馬はすべて該当します。そんな時は、各グループの中で、他のファクターによるグループ分けをして、軸馬とは別のグループになる馬を選び出していきます。
たとえば、新馬、未勝利という勝ち上がったレースによるグループ分けをすれば、新馬勝ちのAと別のグループというのは未勝利勝ちの馬ということになります。そこで、賞金値が平均値より少し上のグループでは、M、Gの2頭、平均値より少し下のグループは、H、Mの2頭とも、平均値より下のグループでは、R、A、F、Mが選抜されます。
これらをまた、成績、ローテーションなどで比較検討をしていくと、各グループが2頭に絞れてきます。実際には、前年の暮れ以来になるゴールデンルートを切るところまでいけば、残りはすべて低人気の馬ばかりで、配当的な妙味は十分。
検討時間を十分にとれない場合は、ここで馬券に参加するという手もあります。むろん、少ない点数で万馬券をとるにこしたことはありませんが、ファンが手に入れることができる情報は限られています。

この点を忘れてはいけません。手に入れられる情報をさまざまなファクターに分けて、その中で検討し、取捨を考えているのですから、無理に白黒をつけるようなやり方をする必要はないのです。
むしろ、さけてください。前走までに同条件で2着した馬もいるし、それより上の条件で2着、3着してきた馬もいるという場合があります。
3歳、4歳の春には少なくないケースです。そんな例をみてみましょう。
平均値より上回っているのは、断トツのBと、S。平均値を少し上回っているのがワイルドステップ。
平均値を少し下回っているのがS。それ以下がS、K、Tということになります。
前走までに同条件での2着の成績があるのは、SとSですが、Sは前走でオープン特別に出走しています。「ジュニアカップ」で3着。
他にオープンレース出走馬はいません。これは別のグループとしてみるべきです。
この時期は、同じ条件馬でも勝ち上がってすぐにオープン特別を使った馬、重賞を使った馬が混在しています。勝ち上がってはいないので、成績的に目立ちませんが、どんなレースで何着に入ったかは重要なポイントです。
それによっては、同じ成績の馬でも別グループということになるからです。別の視点から見て目立つ馬をピックアップする、そして、その目立つ理由がプラス材料であるなら、まずそこから狙うのが基本です。
このケースでは、唯一オープン特別に出走して、そこで連対馬2頭に次ぐ役割を果たした、つまり、3着という複勝対象になったというのですから、これは力が証明されたとみます。Sが軸馬となります。


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